7月1日に東海大学華語中心の入学オリエンテーションが終了したので、その様子を紹介していきたいと思います。
今回は「東海大学華語中心の場合は」という視点で書いていきます。
受付
まず華語センターへ行き、受付を済ませます。
受付はスタッフの方が持っている名簿に自分の名前があるかどうかを確認し、名前があればサインをする。サインを終えたら資料を受け取り、資料に挟まれているいくつかの用紙を記入します。
記入する用紙の内容は簡単なアンケートで、「中国語の学習はどれぐらい行ってきたか」、「どのような教材を使って学習したのか」など、今までの学習歴を問われるものや「入国はビザ有なのか」、「もし有りの場合は何ビザで入国しているか」などもあります。
ちなみに用紙は中国語(繁体字)と英語で書いてあります。日本語はありません。
しかし、そこまで難しい単語も出てこないので、問題ないかと思います。もしわからなければスタッフの方に手伝ってもらうことも可能なのでご安心を。
ちなみにスタッフの中には学生ボランティアだと思われる方もおり、その方は日本語を話すことができたので、困ったことがあれば日本語が話せる人を探すのもアリですね。
用紙記入後
用紙を記入したら、次は用紙の提出とチェックです。
提出前に一度スタッフのかたに問題ないか確認をします。
問題がなければ提出ゾーンのスタッフのところへ行きます。提出と同時に学費を収めるので各自学費は事前に用意しておきましょう。
学費は現金でしか収めることはできません。クレジットカードなどは利用できないので注意しましょう。
提出が終わったら午前は終了です。
振り分けテスト
午後は振り分けテストが行われます。
このテストは2部構成になっており「PCを使った選択式問題」と、「先生と会話をする口話テスト」の2つです。
選択式問題
このテストは東海大学のコンピューター室で行われます。
各自に与えられたIDとパスワードを入力し、テストを開始。
全部で11章に分かれており、後半に進むにつれ問題の難易度は上がります。
時間制限は2時間ほどあり、僕はすべて解き終わるまで1時間少々かかりました。
問題構成はリスニング問題が7割です。問題は1度しか聞くことができません。注釈などは英語と中国語の両方で記述されています。
僕のテスト結果は全体の中で15番目でした。入学者の中では真ん中辺りのレベルだと思われます。
前半の問題は比較的簡単ですが、後半は長文のリスニングに加え答えの選択肢も僕にとっては難解かつ、知らない単語ばかりだったので完全に勘でした。
その勘が割と当たってしまったので実力よりもいい結果に。漢字を見るとなんとなく意味がわかってしまう日本人の特性が悪い意味で発揮されてしまいました。
わからない問題は潔く分からないままにしておくのが良いのかもしれません・・。
口話
口話テストはセンターの先生と会話をするものです。
会話の内容は簡単な自己紹介といくつかの質問に答えるだけです。本人の力量によりますが、10分ぐらいで終わる方が殆どでした。
自己紹介は過去何度か行ったことがあるので問題ありませんでしたが、先生とのフリートークは難しかったです。先生もはっきりゆっくり話してくれますが、知らない単語が出てくると思考停止してしまいました。
上記2つのテストに共通して言えることですが、中国語を少しでも理解してかないと解けません。
とはいえ、いい点数を取るためのテストではなくクラス分けのためなので高得点をとらなくても一切問題ありません。
全然分からなくても落ち込むことはありませんよ。
なお、クラス分けの結果は数日後にメールで配信されるとのことでした。
テスト終了後
本来であればテスト終了後に校内紹介ツアーがあるはずでしたが、僕の場合は時間が無くてできませんでした。各自解散という結果に。
東海大学は校内がかなり大きく、僕自信もまだ全体像がつかめていません。
いずれ校内紹介の記事を書きたいと思います。
入学者について
入学者は合計30名ほどおり、日本人は僕を含め3人でした。
入学者の国籍は英語圏3割、韓国語圏3割、東南アジア圏3割、日本1割といったところでしょうか。他の入学者が話していた言語をもとに割り振ったので、かなり独断と偏見に満ちたものであることをご承知ください。
まとめ
初日の動きについて、皆さんのイメージづくりに役立てれば幸いです。
恐らく入学日の数日前には当日の持ち物や、注意事項の確認メールがが各学校から配信されると思うので、メールは必ずチェックするようにしておきましょう。
なお、当日受け取った資料は口座の解説方法や移民局の場所など留学生にかなり役立つ内容がまとめられていましたので非常にありがたかったです。
この情報をもとに生活の基盤準備をしていこうかと思います。