こんにちは。
あぼあつです。
台湾で気ままに暮らしています。

台湾の中国語を勉強したいけど、まず何から始めれば良いのかわからない!

注音符号(ボポモフォ)から覚えよう!
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注音符号ってそもそも何!?

注音符号(ちゅういんふごう(ちゅうおんふごう)、チューインフーハウ)とは、中国語の発音記号の一つ。現在は主に台湾で用いられる。先頭の四文字「ㄅㄆㄇㄈ」からボポモフォ (bopomofo) とも呼ぶ。
Wikipediaより

要するに日本語の『五十音』と同じようなものケロ!
中国語の発音記号は『ピンイン』と『注音符号』の2種類があり、ピンインは主に中国大陸や香港で利用されています。
注音符号は台湾でしか利用されていないため、台湾華語に興味を持ち始めてから初めて存在を知る人も多いです。僕もそうでした。
ピンインと注音符号の表記の違い比べてみましょう。
▶桃(中国語:桃子)
ピンイン:táo zǐ
注音符号:ㄊㄠˊㄗˇ
▶飛行機(中国語:飛機)
ピンイン:fēi jī
注音符号:ㄈㄟㄐㄧ
▶ビル・ゲイツ(中国語:比爾·蓋茲)
ピンイン:bǐ ěr gài zī
注音符号:ㄅㄧˇ ㄦˇ ㄍㄞˋ ㄗ
発音は一緒なのに、表記上では見た目が全然違いますよね。
注音符号複雑過ぎ!ピンインじゃだめですか?
わかります。
僕も注音符号を始めてみたときは「こんなん覚えられるのかよ……。」と挫折しそうになりました。
ですが注音符号を覚えると下記のようなメリットがあるので、最初しんどくても覚えることをおすすめします。
- 中国語の発音がきれいになる
- 台湾華語への理解が深まる
- 台湾人と仲良くなれる
中国語の発音がきれいになる
ピンインはローマ字の発音を中国語に当てはめた表音記号です。
中国語の発音がまだ身についていない初学者はピンインをそのまま読んでしまい、実際の発音と違う音を出してしまうことがあります。
その点注音符号は『記号=中国語の正確な発音』なので、記号にならって発音すればそれが正確な発音となり、正しい発音を身につけるのに役立ちます。
台湾華語への理解が深まる
台湾では注音符号をひとつの文字として扱う文化があります。
例えば美味しいを意味する『好吃』は注音符号を使うと『好ㄘ』と表すことができ、このような表現はSNS上で若者が使うことが多いです。
これは注音符号を理解できないと意味が分かりません。

台湾の看板にも頻繁に注音符号が使われてるケロ。
台湾人と仲良くなれる
注音符号を使えるだけで「えーすごい!」と言われることがあります。
僕らも外国人がマイナーな方言を喋れたら相手に対して高感度あがりますよね。

台湾人はピンインわからない人も多いです。
どのように注音符号を覚えるのが早いのか?
注音符号を覚えるにはスマホアプリを利用すると早いです。
おすすめのアプリはこちら。

ボタンを押したら音が出るだけのシンプルなアプリですが必要十分です。
しかし中国語の発音は少し間違えると意味が全く変わってくるほど超重要なので、最終的にはネイティブに教えてもらうことをおすすめします。
ネイティブに教えてもらうためには言語交換掲示板で相手を探すか、オンラインレッスンを利用するといいでしょう。
▶言語交換掲示板
▶オンラインレッスン
台湾初のサービスAmazingTalkerがおすすめです。
台湾国内で認知度が高く日本語が話せる台湾講師も多数在籍しています。
【まとめ】台湾華語をマスターするには注音符号から!
発音をないがしろにすると、中国語上達のスピードが遅くなるので注意しましょう。
注音符号は独学で十分マスターできますが、間違えた発音で覚えてしまう後々発音を矯正するのに苦労します。
なので一通り覚えたらネイティブに発音をチェックしてもらいましょう。
この確認作業をするかしないで発音の綺麗さは大きく変わってきます。
初学時は自分の発音が正しいと過信しないようにしましょう。

特にㄢとㄤの使い分けが日本人にとって難しい!
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