こんにちは!
あぼあつです。
この記事では
下記の2点についてお答えします。
『台湾留学に必要なビザ』
『どのビザを取得すればいいの?』
結論から言うと、半年以上の語学留学なら『停留ビザ』か『ワーホリビザ』のどちらかを選ぶと良いでしょう。
はじめにビザの種類を紹介しつつ、中盤では停留ビザ、ワーホリビザのメリットとデメリットを紹介します。
一通り読んでいただいて自分にあったビザを選んでいただければと思います。
2020/11/30
新型コロナウイルスの影響で申請可能なビザの種類や受付方法が大幅に変更されています。
申請時には必ず、日本と台湾の外交機関である『台北駐日経済文化代表処』の最新情報を確認して下さい!
2020/11/30
特殊な事情を除き、語学学習で台湾へ入国する場合ワーホリビザでのみ入国可能な状態です。
▶台湾入国までのまとめ記事はこちら!

もくじ(クリックでジャンプ)
台湾留学に必要なビザとは

ビザにはいくつかの種類があります。
- 観光ビザ(ノービザ)
- 停留ビザ(居留ビザ)
- ワーキングホリデービザ
※以降『ワーホリビザ』と表記

どのビザを申し込めばいいのか分からないケロ…

どれぐらいの期間台湾に滞在するかで考えよう。
▶3ヶ月未満
観光ビザ(ノービザ)
▶約1年
ワーホリビザ、停留ビザ(居留ビザ)
▶1年以上
停留ビザ(居留ビザ)
3ヶ月未満の留学であれば日本のパスポート所持者はビザの取得が免除されているため、ビザ無しで90日滞在できます。
停留ビザは最大180日有効ですが、期日前に居留ビザに切り替えることにより、滞在期限を延長できます。(居留ビザの有効期限は語学学習目的の場合最大2年まで)
ワーホリビザの期限は最大360日です。
期日を過ぎる前に出国しなければならないため、1年を超えての滞在はできません。
※特例で延長できる場合もあります。

なんで居留ビザは括弧書きになってるケロ?

留学前だと居留ビザ申請に必要な書類が揃わないんだよね。
留学目的だったら在学証明書ってのが必要なんだけど、それが足りないんだ。

留学前なのにそんな書類揃うわけ無いケロ!

高校生が正規留学する場合とか、大学生が大学院に行く時にはゲットできるんだよね。

ああ、なるほどケロ。
頭がカタかったケロ…
半年以上留学するなら停留ビザ(居留ビザ)とワーホリビザ、どっちがいい?
冒頭に書いたとおり、半年以上留学するなら停留ビザかワーホリビザを取得することをおすすめします。
どちらのビザが語学留学におすすめかと言われれば、正直甲乙つけがたいです。
それぞれメリットとデメリットするので、自分の留学プランに合っている方を選んでいただければと思います。
停留ビザ
▶メリット
- 居留ビザと組み合わせると約2年半滞在できる。
- 居留ビザを申請し居留証をゲットすれば運転免許取得したり、台湾で享受できるサービスの幅が広がる。
▶デメリット
- ビザの為に学校へ通う必要がある。
- 入国後1年間は就労不可。
- 更新手続きが面倒(個人差有り)
居留証は、外国籍者が台湾で生活する際の身分証の役割を果たします。社会保険の加入から賃貸借契約、携帯電話の契約の際に必要な証明書となります。
TP&Pコンサルティング合同会社
ワーホリビザ
▶メリット
- 語学学校へ通わなくていい。
- 入国後すぐにアルバイト可能。
- ビザの更新が楽(個人差有り)
▶デメリット
- 1年で出国しなければならない。
- 申し込みに年齢制限がある。
- 居留証の申請ができない。
ワーホリビザは語学学校へ通わなくてもビザの延長が可能な点はメリットですね。
つまり学校の勉強に飽きたら、自分のスタイルで中国語を勉強することもできます。
アルバイトをしながら語学力を高めてもいいし、何もせず旅行へ行ったっていいわけです。

ワーホリの自由度は羨ましい……。
停留ビザは学校へ通わないと在学証明書が入手できないため、必然的に学校で中国語を勉強し続けなければなりません。
個人的な意見ですが、中国語レベルが上がってくると、学校の授業がつまらなく感じるときがあります。
授業の出席率が低いとビザの延長ができないため、「行きたくないな」と思いつつ学校へ行くこともありました。
ですが、居留証があると台湾でできることが増えるのでその点はメリットです。

バイクの免許取ったり、証券口座を開いたりね。
さらに、停留ビザで入国=ワーホリビザを残しておくことになるので、将来ワーホリビザを利用して再度入国することもできます。
自分が台湾でどんな生活をしてみたいのか考えながらビザを選びましょうね。
ビザ申請に必要な書類
ここからは停留ビザとワーホリビザの取得方法について解説します。
先程も触れたとおり、停留ビザよりも先に居留ビザを発行するパターンは稀なので、居留ビザについては割愛します。
その時々の社会情勢でビザ取得に必要な書類は変更される場合があります。
台湾と日本をつなぐ外交機関『台北駐日経済文化代表処』で必要な書類を確認し、手続きミスを防止しましょう。
停留ビザ
(五、語学研修査証の申請)
確認いただけたところで、個人的にわかりづらいと感じた書類について言及します。
停留ビザ
- 入学許可書原本+コピー
- 銀行または郵便局の残高証明書原本
これら2つに関しては別記事で解説しています。そちらを参考にして下さい。
» 台湾の語学学校(センター)への入学申請に必要な書類まとめ

学習計画書に関しては僕が実際に書いたものを載せておきます。
内容については何も言われることもなく手続きは完了したので、大体こんな感じでOKということで参考にして下さい。
ワーホリビザ
滞在費用証明書
(=銀行または郵便局の残高証明書)
こちらの記事で入手方法について書いているので参考にして下さい。
» 台湾の語学学校(センター)への入学申請に必要な書類まとめ
一年以上の海外旅行保険(原本とA4コピー)
ワーキングホリデービザは海外旅行保険への加入がビザ発給の条件です。
保険内容は
- 死亡
- 傷害
- 病気
条件を満たすものであれば、10万円前後の出費は覚悟しておく必要ありそう。
既に日本で生命保険に加入していれば、海外で適応可能なプランも存在するので、加入済みの方は確認しておきましょう。
新たに保険加入する場合は数社から比較してみることをおすすめします。

AIG損保は保険の資料を無料で請求できるので、保険料を比較する際の参考になりますよ。
ビザの手続きが可能な場所
台北駐日経済文化代表処は日本国内に6箇所あり、自身が住んでいる都道府県によって申請場所が違います。
自身が何処の管轄なのかは下記のページ下部に掲載されているので、そちらを確認しましょう。
https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/446.html管轄支部が確認できたら、それぞれの代表処HPを確認して下さい。
各所受付方法や営業時間が異なるためです。

問い合わせ時は日本語でも通じるよ!
都市部以外に住んでいる方はビザ申請に丸一日時間がかかるはずです。
しっかり準備して一度で済むようにしましょうね。
地方から都市部にアスセスする場合、公共交通機関の中ではバスが一番安い場合が多いです。
長くなりましたが、以上です。