先日台中の東海大学周辺で一人暮らし用の部屋を契約しました。
その時の流れと部屋の見つけ方や契約の方法、それぞれ注意点を交えてを紹介します。
もくじ(クリックでジャンプ)
どのようにして部屋を見つけるか?
まず、僕は日本で一人暮らしをしたことがありません。
なので、日本でどのようにして一人暮らしのために部屋を借りるのか詳しくありません。ですが聞く話によると、おおよその場合は自身が暮らしたい地域の不動産会社へ出向き、部屋を斡旋してもらい契約をする。という流れだと思います。
台湾の場合は違います。
厳密に言えば高級な物件は不動産会社を通すことになると思いますが、比較的安めの物件は自身で物件をインターネットなどで情報を調べ、大家に連絡をし直接契約をするという流れになっています。大家さんが不動産会社の役割を兼ねている感じでしょうか。
昔はどのような流れだったのかわかりませんが、今はそういう流れになっています。
ではどのようにして見つけるのか?
そこで活躍するのが「591」と呼ばれる不動産検索サイトです。
使い方自体は様々なサイトで紹介されていますので、ここでは割愛します。
スマホ用アプリも存在するのですが、ウェブ版よりスマホアプリのほうが使いやすいです。自身の気になっている物件を簡単にブックマークすることができる上、大家さんと直接メッセージでやり取りすることができます。
なので、スマホアプリで探すほうが僕は効率がいいと感じました。
探す場合の注意点としては、各部屋やビル内の設備についてしっかり確認しておくことと、候補を複数見つけておくことです。それぞれ順番にお話します。
ごみ処理の方法について
1つ目の設備等についてですが、特に気をつけたほうが良い部分としてはごみ処理の方法について。この部分に関しては各物件の紹介ページに大家さんの物件紹介文に記載がある場合が殆どです。
知っている方も多いと思いますが、台湾のごみ捨ては「定期的に道を巡回するゴミ収集車に自らゴミを持っていって捨てる」というシステムになっています。
つまり、それを逃したらゴミが部屋に溜まっていく一方になるうえ、シンプルに捨てに行くのが面倒だし時間の都合が合わない場合があります。
なので住む物件に備え付けのごみ処理BOXがあると大変便利です。
自分でゴミを出しに行かなくてもマンションのごみ処理ボックス等に入れておけばOKです。あとは業者等がかってに処理してくれるはずです。
そのような便利な物件には紹介ページに「垃圾場専人処理」、「母子式垃圾車」等の文字があるはずなので、自分でゴミを処理しなくても良いのか確認をしましょう。
ゴミを部屋に貯め込むと害虫発生の原因になります!
部屋の候補地について
部屋の候補地ですが、第三希望ぐらいまでは見つけておきましょう。
何故かと言うと、ネットに載っている部屋が既に借りられている場合があるからです。
気に入った物件を内見しようと大家さんに連絡をとったところ、その部屋は既に借りられているということがありました。その際は同じような部屋を紹介してもらいましたが、希望する場所と離れていたのでお断りしました。
希望物件は複数見つけておくことがスムーズに部屋を借りることに繋がります。

部屋を契約!ってどうすればいいの?
希望の部屋が見つかったら、あとは契約です。 ではどのように契約をすれば良いのでしょうか?
結論、大家さんに電話をするのが一番早いです。
591のアプリを使うと大家さんに連絡を取ることができますが、メッセージが一切返ってこない場合もあります。届いてないか、見ていないのだと思います。
しかし中国語初心者の僕としては電話という手段はハードルが高すぎます。
ではどうしたのかというと、友人を頼りました。日本語が話せる台湾人に頼んで契約を手伝ってもらったのです。
契約時には部屋の注意事項や施設の紹介などをしてもらうのですが、中国語が話せないとかなり厳しいかと思います。もし頼れる友人がいるのであれば、契約をするときだけでも頼ったほうが良いと思います。
頼れる友人が近くにいない場合は、極力メッセージでのやりとりができる大家さんが提供する物件を探すのも有りかもしれません。台北だと日本語が話せる大家が居ると聞きましたが、僕の住んでいる台中の地域では見つかりませんでした。
591の物件紹介ページには大家のLINEIDが記載されている場合もあるので、LINEを利用して連絡をしたほうがレスポンスは早そうです。
台湾の語学学校に入学する場合であれば、台湾での生活を助けてくれる学生を紹介する制度が存在するようなので一度確認してみるのもいいでしょう。
いつから入居できるの?
僕の場合は契約当日に入居できました。日本に比べかなり展開が早いです。
友人に手伝ってもらったおかげで物事が滞りなく進んだというのもありますが、当日入居できるとは思っていなかったですね。大体どの物件も数日で入居できるみたいです。
その他
大家さんについて
台湾では一人暮らし用の物件殆どの場合家具付きです。
エアコンやシャワーヘッド、電球までもが部屋の装備という認識です。なので、電球が切れたりした場合には大家さんに取り替えてもらうことができます。その感覚は日本とは違うところですね。
なので、いざ困りごとがあった場合には大家さんを頼ることになります。例えば電球が切れたので変えてほしいという些細なことでも、です。
つまり何が言いたいかと言うと、大家さんの愛想が良いかどうかは結構大切なポイントです。何かあった際に対応してくれる雰囲気なのかしっかり見極めましょう。
家賃の支払い方法
僕の部屋は家賃6ヶ月前払いシステムでした。
月々の家賃のうちに水道費、管理費、ネット代が含まれており、個別で発生するのは電気代のみです。最初にまとめて払うので、結構な出費でした。
大家さんによっては日本と同じように月々払う場合もありますよ。
まとめ
台湾で部屋を借りるのは、僕にとって正直ハードルが高かったです。
僕の場合は友人が手伝ってくれたおかげでスムーズに進めることができました。結局僕は友人が借りている家の大家さんが持っている物件を借りたので、友人は紹介料ということで映画の無料チケットを受け取っていました(笑)
長くなりましたが、参考にしていただければ幸いです。