みなさん暗記は得意ですか?
僕はどの外国語に限らず『単語を覚える作業』に耐えられません。

理由はシンプル、つまんねえ。
単語帳を開いて地道に勉強できる人、尊敬してます。
そんな僕ですが1年間中国語を勉強し続けた結果、台湾人と恋愛や現地企業に就職できる程度には話せるようになりました。
この記事では僕のように面倒くさがり屋で、繰り返しの作業が続かない方に向けて単語量の増やし方を共有します。
ポイントは『自分だけの単語帳をつくる』です。
単語帳の中にあなたが本当に必要な単語は無い
単語帳学習は一見効率が良さそうに見えて、実は効率が悪いのではないでしょうか?
単語帳には万人が利用すると想定された単語が網羅的に含まれています。
ただ、それらの単語を実際に利用するかといえば、そうでもありませんよね。

生活環境や仕事によって覚えるべき単語は千差万別ケロ。
なので、覚えるべき単語は下記の2つだけでいいと僕は考えています。
- 言いたいけど言えなかった単語
- 聞いたけど理解できなかった単語
これらをノートにまとめてオリジナル単語帳を作れば、自分に不必要な単語は覚える必要もなく効率的です。
時代によって覚えるべき単語は違う
ある日突然本の内容が変わることはないですよね。
しかし時代や季節、場所によって人々が使う単語は変化し、時には新しい単語も生まれます。
単語帳は言語の専門家監修のもと出版されているとは思いますが、中身の単語が現在でも使われているとは限りません。
覚えた単語が使われてなかったり、言い回しが古臭いと言われたらショックですよね。
ネイティブと会話すれば単語量は増える
自分だけのオリジナル単語帳を作るには、ネイティブと会話を通して言えなかった単語や理解できなかった単語を収集していく方法がおすすめです。

意味を相手に聞けば調べる手間も省ける!
ノートのまとめ方は個々オリジナルで良いと思いますが、僕は単語の横に例文を載せて用法がわかるようにしています。
しかも会話しながら覚えた単語はエピソード記憶に分類されるため、単語帳で覚えるよりも記憶に定着しやすいです。一石二鳥ですよね。
ノートにまとめた単語は積極的に繰り返し利用し、記憶に定着させることを忘れないようにしましょう。
▶エピソード記憶とは
エピソード記憶(エピソードきおく、episodic memory)とは、宣言的記憶の一部であり、イベント(事象)の記憶である。
Wikipediaより

ノートまとめるのすらめんどくせえな……。
そんな方はスマホアプリの活用がおすすめです。
覚えておきたい単語を履歴機能がついている辞書アプリでまず調べます。
あとから履歴を見返して単語の意味を思い出しながら例文を作ったりすれば、記憶に残りやすいですよ。
▶中国語のおすすめ辞書アプリ
台湾人が利用する辞書です。日本語はありませんが漢字をみれば意味が大体わかると思います。

とはいえ、最低限の言葉は話せないと会話にならないですよね。
会話で最低限必要なの単語とフレーズはこちらの記事でまとめました。
>> 中国語(台湾華語)初心者が覚えるべき単語【無料データ配布】
会話相手の見つけ方
こちらの記事の後半で解説しています

【まとめ】楽しみながら覚えよう
話せるようになりたいなら、実際に話しながら単語を覚えれば効率がいいと思いませんか?

楽しくない勉強は続きませんよね。
義務教育の影響で単語は暗記するものだと勘違いしている人が多い気がします。
どれだけ効果的で効率の良いな勉強法があろうとも、嫌になってやめてしまえば意味がありませんよね。
ネイティブと話すのは学びも多いし楽しい。最高の勉強になると思います。
▶この記事を執筆するにあたり参考にした書籍